皆さんは、「田舎でのんびり暮らしてみたい」と、田舎暮らしに一度は憧れたことはありませんか。
近年は、東京一極集中などが問題となっていますが、その一方で田舎暮らしに憧れる若者が増えています。
平成29年度国土交通白書によれば、三大都市圏に住む20代の4人に1人が、田舎暮らしに関心を持っているとされています。
また、かつて団塊世代が定年を迎えた2007年から約5年が経過しましたが、現役をリタイアした団塊世代では田舎暮らしを選ぶ人たちも増えています。
しかし、皆さんは、田舎暮らしをする目的は何ですか。
そこで、今回は、田舎暮らし物件を探すポイント、田舎暮らしをする目的にはどのような種類があるのか、ご紹介します。
田舎暮らし物件を探すポイントとは?
田舎暮らし物件を探すポイントは、まずはできるだけ多くの情報集めをすることです。
特に遠隔地の物件の場合は実際見学に行く場合に、時間や費用負担もありますので、資料や写真、不動産会社に事前質問する等できるだけ多くの情報集めをして、見学に値するかどうかを判断してください。
資料請求の際には「どんな暮らし方をしたいのか」を明確にすると不動産会社から条件のあった物件を探しやすくなります。
また、田舎暮らしの際は、ライフラインの確認をすることも重要です。
電気や電話・インターネット回線はすぐに開設できるでしょうか。
た、携帯電話の電波状況確認は特に大切です。
地域によっては、プロパンガスの有無などガスの確認もしておきましょう。
トイレの排水汚水処理の仕方はくみ取りなのか、それとも浄化槽を設置しなければならないのかも大切なポイントです。
地域によっては下水道が整備されていないこともあります。
都心とは異なる環境に馴染むためにも確認は忘れずにしましょう。
田舎暮らしをする目的の種類とは?
定住
その地域の暮らし方を経験・理解しているあなたには、仕事(就職・起業・就農など)を含めたすべての生活の拠点を地方へ移す完全移住、定住をおすすめします。
別荘
長期的に利用できる別荘として利用する人もいます。
別荘は数ヶ月単位で借りるとかなりの高額になりますが、セカンドハウスであれば借りやすくなります。
おまけにセカンドハウスであれば自分で家具を置いたり、家庭菜園を作る楽しみもあります。
こうしたことも別荘としてのセカンドハウス需要が高まっている理由のひとつです。
そこで暮らす人がどんなに少なくても、地域で生活をすると必ず人づきあいが伴います。
どうしても苦手な人は思い切って別荘地に絞る方がいいでしょう。
セカンドハウス(週末)
セカンドハウスを週末にだけ利用する人も少なくありません。
その目的は色々ありますが、「週末に農業をしたい」というのも理由の一つです。セカンドハウスは週末農業には最適の物件といっても良いのです。
また、仕事などの都合で地方へ完全移住ができない。
そんな時は、日常生活は都会で過ごし、週末や休暇は田舎で生活を送る二地
域居住、田舎と都会を行ったり来たり(往来移住スタイル)という暮らし方がおすすめです。
しかし、週末を利用して田舎暮らしを楽しむ場合、行ったり戻ったりの時間が負担になることもあります。
片道3時間以内の移動ですむ物件を根気よく探すことが大切です。
趣味の拠点
田舎暮らしは、趣味を思う存分楽しみたい人にも求められています。
都市の住宅は敷地も小さく、できることも限られてきますが、田舎であれば話は別です。
田舎で楽しむ事の出来る趣味は実にさまざまで、庭いじりや工作、アートをするためのアトリエやウィンタースポーツ・ウォータースポーツ・釣りなど、田舎に住む人の数だけ楽しみ方があると言ってもいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
ここまで、田舎暮らし物件を探すポイント、田舎暮らしをする目的の種類などを、ご紹介してきました。
最近、田舎での暮らしを希望する人が多くなり、さまざまな目的・目標を描いて移住を検討する人が目立つようになりました。
また、田舎暮らしにも目的によっていろいろな種類がありました。
100人の方が100通りのライフスタイルを求めているといっても過言では
ないでしょう。
「定住して田舎で起業したい」「別荘を持って田舎に暮らしたい」「週末、田舎で楽しみたい」「趣味を生かしたい」「老後を豊かに過ごすために野菜づくりなどを楽しみながら暮らしたい」など、田舎暮らしをする目的はさまざまです。
あなたはどんな暮らしを探していますか。
田舎暮らしの楽しみ方はたくさんあるようです。